メニュー

ネットワーク系フリーエンジニアの保守現場

ネットワーク系の仕事でフリーエンジニアをする場合に最も安定して仕事ができるのは、ネットワークインフラの運用や保守の委託業務を受けるという方法です。
既に整備されている社内ネットワークの運用の仕事であれば最も負担が小さく、トラブルの発生がなければ基本的にはマニュアル通りのルーチン的な仕事を行っているだけでも業務として成り立つという特徴があります。
そのため、晩年になっても働けるというメリットがあり、フリーエンジニアとして働き続ける場合には最終的に辿り着くことができる安定した仕事の一つとなっています。

日常的には細々としたトラブル対応やシステムの修繕や改良といった仕事だけで、開発現場のような忙しさはありませんが、会社からすればそういった些細なトラブル対応だけであってもエンジニアとして欠かせない存在となっているため、大小の企業から常に一定の需要があり、仕事も探しやすいというメリットがあります。

しかし、日常的には平穏であるものの、一度大きな障害が発生すると開発現場を越えるような忙しさに追われることになります。企業のインフラとなっている部分に障害が発生した場合には、全ての業務が停止せざるを得ない状況にもなりうるからです。そういった障害発生時には一刻も早く復旧されることが求められているため、昼夜を問わず続けて修復作業に携わらなければならなくなります。こういった形で忙しさに大きな波があるのが特徴です。